子安観音・お地蔵様

子安観音とは、安産や幼児の成長を守護するという観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)さまのことです。

世間の生きとし生けるものの音声を観じ、その苦しみを除かれ、また願いを聴いて安楽を与えてくださる菩薩さまです。

神変自在の働きを主として「観自在菩薩」とも称されますが一般的には「観音さま」と呼ばれています。

観音さまは、十一面、千手、如意輪など、いろいろなお姿に変化しますが、子安観音は赤子を抱いたお姿をしています。

お地蔵様は、人々を見守り、悲しみを救済し、水子供養の役割も担っておられます。

正式名称は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)といいます。

子安観音。

左側明治16年(1883年)10月、右側明治17年(1884年)1月奉納。

赤子を抱いたお姿をしています。

お地蔵様。