石灯籠(いしどうろう)
神社本庁によると、「石灯籠とは、単なる照明のためのものではなく、神のご加護をより一層強く願うため、神前に灯明を点すことを目的に祈願者から奉献されたもの。」
と紹介されています。
石灯籠や金属灯籠は、もともと、奈良時代から僧侶が使い始め、主に寺院で用いられていたようです。
仏像に灯をともすために、仏道の前に置かれました。仏教の考え方のひとつに、灯が邪気を払うという意味があるようです。
その後、神社の献灯として使われるようになりました。
初富稲荷神社の参道には狛狐、狛犬に並んで、石灯籠(小)、石灯籠(大)が奉献されています。
石灯籠(小)は、御大典記念として、昭和四年二月吉日に造立されています。
石灯籠(大)は、初富開拓壱百年記念として昭和四十年二月吉日に造立されています。