初富開拓百ヶ年記念碑

初富開拓百ヶ年を記念して造立された記念碑。

千葉県知事 友納武人書。

昭和41年10月建之。

初富開拓が始まったのは明治2年(1869年)10月であり、昭和44年(1969年)10月に初富開拓百ヵ年目を迎えています。

同じく初富稲荷神社創建が明治2年(1869年)10月であり、昭和44年(1969年)10月に初富稲荷神社御鎮座100年目を迎えています。

初富開拓に伴い初富稲荷神社が創建されていることから、初富開拓の歴史がそのまま初富稲荷神社の歴史でもあります。

この写真は、昭和41年(1966年)10月、初富開拓百ヶ年記念碑建之時の集合写真です。

同じ年の昭和41年10月25日に創建百年祭記念事業として初富稲荷神社が再建されています。

再建費用は、全額住民(氏子)の寄付により賄われました。

この写真は、現在の社務所玄関に飾られている当時の内閣総理大臣佐藤栄作氏直筆による掛け軸です。

明治政府発案による初富開墾・・・過酷を極め、病気や餓死で亡くなる人が多かった初富開墾・・・

それから100年後、内閣総理大臣直筆の掛け軸が飾られているのは、感慨深いものがあります。