絵馬かけ
神様に願い事をするときや願いが叶ったときに奉納する場所。
昔は、神馬(しんめ)という本当の馬を奉納する風習があったことから、今も馬という名前が付いています。
古代、神様は神馬という馬に乗って人間世界へやってくると考えられていて、神事においては生きた馬を献上していました。
その中でも「白馬」が大変重宝されていました。
また、本物の馬の代わりに、土で作った馬形(うまがた)や、木で作った板立馬(いただてうま)を奉納することも古くからありました。
さらに、絵に描いた馬も奉納され、これが「絵馬」の始まりです。
中世に入ると、馬に限らずいろいろな画題が描かれますが、「絵馬」という呼び名はそのまま残りました。
絵馬かけ。
絵馬。
一度家へ持ち帰ってじっくり書いても大丈夫です。後日お詣りして奉納しましょう。
初富稲荷神社の絵馬は「干支」の絵柄を使用しています。
干支には、迎える年がより縁起の良い年でありますようにとの願いが込められています。