大師結願供養塔

大師結願供養塔は、四国八十八ヶ所霊場巡拝が結願(けちがん)したことを記念して建てられた塔です。

結願とは、八十八ヶ所全寺院を廻り終えることを言います。

大小あわせて五塔建てられています。

昔から四国遍路が盛んに行なわれていた地域である所以です。

元来、四国遍路は修行僧が行なうものとされていたようですが、弘法大師に対する信仰が高まった江戸時代中期頃より、

日本全国の人々が四国を訪れ、弘法大師ゆかりの地を巡るようになりました。

最も右側の塔。

光明真言(こうみょうしんごん)供養塔。光明真言とは、真言宗の大切なお経のひとつです。

昭和12年(1937年)9月建設。

右側から2番目の塔。

大師結願供養塔。

大正14年(1925年)5月5日結願。

右から3番目の塔。

大師結願供養塔。

昭和26年(1951年)5月5日結願。

右から4番目の塔

大師結願供養塔。

昭和41年(1966年)5月5日結願。

右から5番目の塔。

四国八十八ヶ所巡拝記念。

昭和59年(1984年)3月21日建設。